2022/4/6(水)
同志社大学大学院司法研究科は、ミシガン州立大学ロースクール(以下、MSU)と交流協定を締結しており、2016年度より、MSUにおいて、ダブルディグリープログラム(Double J.D. Program)を実施しています。
本プログラムは、同志社大学司法研究科在学生および修了生向けの特別なプログラムで、通常3年かかるミシガン州立大学(MSU)のJ.D.プログラムを2年で修了することができます。アメリカ法曹協会に認定されたMSUのJ.D.プログラムを修了すると、アメリカのすべての州における司法試験の受験資格を得ることができます。本研究科修了前にMSUのJ.D.を取得することもできますので、日本の司法試験受験に支障は生じません。また、本研究科修了後にJ.D.プログラムを修了することもでき、新入生や在学生、本研究科修了生も応募できます。
本研究科で取得した単位が最大29単位まで認定されることにより、MSUのJ.D.プログラムの在学期間が短縮されるため、1年分のMSUの授業料を節約することができます。残りの在学期間の学費も非定住外国人学生として少なくとも25%の減額を受けられますし、成績優秀者はさらなる減額措置を受けられる可能性もあります。
2022-2023年度においては、授業料は、年額$44,200 (これに上記割引が適用されることになります)であり、寮費は、食事つきで年額$13,184でした。
なお、本研究科ではMSUでの取得単位を認定しないため、在学生は本研究科を休学してJ.D.プログラムに入学することになります。J.D.プログラムの期間は8月中旬から翌々年の5月末です。そのため、本学の春学期末試験終了後に渡米し、休学期間は2年間(当該年度の秋学期、翌年度1年間、翌々年度春学期)となります。なお、アメリカの司法試験は通常7月後半から8月上旬に行われますので、J.Dプログラム修了直後に受験した場合は、8月以降の帰国になります。
J.Dプログラムの申請条件や申請時期等の詳細な情報については、下記リンクよりご確認ください。
2022-2023年度ミシガン州立大学ロースクールダブルJ.D.プログラム【募集要項】
2022-2023年度ミシガン州立大学ロースクールダブルJ.D.プログラム【申請書】
*MSUに在学している期間は本研究科では休学となります。休学の場合、授業料等は発生しませんが、休学手続きと休学在籍料が必要になります。
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