同志社大学法科大学院

実績・修了生紹介

司法試験合格者座談会

(2026年度パンフレット掲載事項)

本学で学び、見事司法試験合格を果たした皆さんに環境や制度の特徴、合格までの道のりについてうかがいました。

夢を叶えるための最高の環境が入学の決め手

菊永 ロースクールへの進学を決めたのは、子どもの頃から憧れていた検察官になるという夢を実現するためです。同志社大学法科大学院(以下同志社LS)は、母校である西南学院大学と法曹養成連携協定を締結しており、学部を早期卒業して同志社LSの既修者コースに進学することができます。また、本学に進んだ先輩から「先生の指導は本当に親身で、すごく良い関係が築けるよ」と背中を押されたこともあり、入学を決意しました。
熊谷 私は同志社大学法学部時代に、公務員の道に進むか、司法試験を受けるかを迷っていました。そんなときに「答案作成ゼミナール」という司法試験を解く授業があり、まるでパズルを解くような面白さを感じ、もっと学んでみたいと思ったんです。最終的に早期卒業してロースクールに進みましたが、決断した時期がかなり遅かったこともあり、未修者コースで基礎から学ぶことにしました。
森岡 私は大学卒業後18年間、警察官として交通捜査に従事していました。捜査に携わるうちに、裁判まで一貫して関わりたいという思いが強まり、司法試験への挑戦を決めたんです。妻と子どもがいるので、生活を考えれば絶対に失敗できないという心境で選んだのが本学です。西日本の私学でNo.1の実績があることと、既修者コースであれば1年ごとに授業料全額免除のチャンスがある奨学金制度が大きな決め手となりました。
菊永 私のように一人暮らしをしながら通う学生にとっても、学費免除の制度が充実している点は魅力的です。
熊谷 私も、奨学金制度は両親を説得する上での説得材料になりましたし、入学後に良い成績を取り続けようというモチベーション向上にもつながりました。また、長期に渡って勉強を続けることになるので、学習環境の良さも重要です。その点、24時間利用可能で自分専用のスペースが確保できる自習室(キャレル)の存在はとても大きかったと思います。

司法試験に直結する、実践的な授業

熊谷 未修者コースを選択し、授業を通して法律知識の基礎固めからスタートできたことは、今振り返るととても良かったと感じています。
森岡 本学の授業は単に判例を追うのではなく、事案に対する法的推論を実践することで、法的思考能力を養う点が特徴ですよね。説明もわかりやすく、学生目線に立って指導をしてくださる先生ばかりでした。
菊永 確かに、知識は予備校や問題集を通して身に付けることができますが、司法試験は暗記だけで太刀打ちできるものではありません。特に答案の背景にある原理原則については、授業を通してはじめて理解できました。また、授業で配られるレジュメがとてもわかりやすく、綿密に作られています。それを読み込むだけで答案が書けると思えるぐらい、頼りになるツールです。
森岡 同感です。私は家族との時間を確保するため、自習に関しては「予習は軽く、復習を重く」というスタイルを徹底していましたが、それが実践できたのは、こうしたわかりやすいレジュメのおかげでもあります。特にポイントの捉えどころが難しい憲法においても、論点が非常に分かりやすく整理されていたので、復習の効率が格段に上がりました。
熊谷 判例の読み解き方や、対立する学説の要点などがすっきりと要約されているので、レジュメを読むだけでイメージが明確になりますよね。また、期末試験が司法試験に直結している点も本学の特徴だと思います。
森岡 解答時間や内容まで司法試験を想定しているので、司法試験の前哨戦のような位置付けですよね。
菊永 時には司法試験より難しいのでは、という問題が出されることもありましたが、当然ながら本番の司法試験でも難しい問題に向き合わなければなりません。そんなときにも焦らず、どのように頭を働かせ、論理を展開すれば良いのか、期末試験がその絶好の演習の機会になりました。

合格を近づける、きめ細かなサポート体制

熊谷 少人数制で先生との距離が近い点も本学の大きな特徴です。特に苦手だった行政法や刑事訴訟法については、毎週のように先生に答案を添削していただくことで克服できました。「授業内容を理解できているか」「それを答案に表現できているか」を細かく見ていただき、その積み重ねが記述力の向上につながりました。
菊永 私は人前で話すことが得意ではないので、先生から質問を投げかけられ、それに答えていく「ソクラテス」形式の授業に慣れるまでに、時間がかかりました。指導教授の方に不安な気持ちを受け止めてもらい、アドバイスもいただきました。
森岡 そうした指導に加えて、「オフィスアワー」も役立ちました。自分で調べてわからないところをオフィスアワーで相談し、その都度疑問を解消するようにしていました。また、苦手だった民事系科目の対策には、アカデミック・アドバイザー(AA)ゼミを積極的に活用しました。現役の実務家教員から「合格答案の相場観」を肌感覚で教えていただけたことは、少なからず合格の後押しになったと感じています。
菊永 AAゼミには私も助けられました。特に、私は自発的に答案を書く習慣がなかったので、AAゼミに参加したことで、アウトプットの回数が確保できました。また、今学んでいることが、実際の法務の中でどの部分にあたるのかなど、実務家ならではの解説も聞けるので、理解度がより深まりました。
熊谷 修了生へのサポートもすごく充実しています。「修了生ゼミ」は司法試験に向けた実践的な内容でとても役立ちましたし、講義型の勉強会はオンデマンドで視聴できる仕組みになっていたので、法律事務所でのアルバイトと勉強を両立させる上ですごく役立ちました。

仲間の存在や家族の支えを力に変えて

森岡 入学にあたって、「在学中に合格できなければ警察に復職する」決意を固め、背水の陣で勉強を続けてきました。朝は子どもが起きるまで勉強し、夕食は家族で囲み、夜は子どもを寝かせてから日付が変わるまで机に向かう。1日6~7時間の勉強時間を確保しつつ、家族との時間も大切にするというルーティンを崩さなかったことが、精神的な安定と集中力の維持につながったのだと思います。
菊永 私は在学中受験で不合格を経験しています。入学以来自分の成績に満足したことはなく、同期が合格を勝ち取る中で、まるで自分だけが取り残されたような劣等感に苛まれたこともありますが、先輩や先生方に励まされ、何とか乗り越えることができました。修了後に受けた司法試験直前には、西南学院大学時代の恩師が、同志社LSの先生を通して激励のメッセージを伝えてくれました。些細なことかもしれませんが、こうしたつながりが感じられたことは、合格を目指す上でとても励みになりました。
熊谷 私は修了後に体調を崩してしまい、モチベーションが下がってしまった時期がありました。でも、先に司法試験に合格した友人や、すでに実務家として活躍している先輩たちの話を聞くことで、「やっぱり私も法曹になりたい」という思いを取り戻せました。特に友人たちとは、入学当初から互いに教え合う温かい関係性を築くことができ、その絆には修了後も随分救われました。

手厚い指導と環境を信じて突き進めば、必ず結果はついてくる

森岡 同志社大学法科大学院は、教員のサポート体制が本当に素晴らしいと思いますし、事務スタッフの皆さんにも、本当に親身に相談に乗っていただきました。私のように家族がいて、時間的制約がある社会人にとっても、最短ルートで合格を目指せる最高の環境があると思います。
菊永 自習室や図書室など、勉強に没頭できる環境も整っています。あとは先生方の手厚い指導を信じてついていけば、必ず結果はついてくると思います。
熊谷 司法試験の勉強は長丁場ですから、頑張りすぎて燃え尽きないよう、適度に休息を取ることも大切です。一人で抱え込まず、周りを頼りながら、ぜひ夢を実現させてください。

BACK
ページの先頭へ