同志社大学法科大学院

充実したサポート体制

キャリア支援

1.キャリア支援のための組織

就職支援室

 司法研究科のある寒梅館5階に、修了生・在学生を対象とする進路・就職の相談窓口として就職支援室を設置しています。 熟練の専門職員 が法科大学院修了生のニーズに合った就職情報を提供し、キャリア関係のイベントを企画・実行し、就職相談に応じています 。

法曹会・寒梅会

 同志社法曹会は、学校法人同志社が設置する学校(高校・大学・大学院等)を卒業・修了した法曹を会員とする同窓会団体です。
 寒梅会(正式名称:同志社大学大学院司法研究科アラムナイ・アソシエーション寒梅会)は、司法研究科修了生を会員とする同窓会団体です。
 いずれの団体も様々な形で司法研究科をサポートしていただいており、キャリア支援もその一つです。

2.キャリア支援を目的とした授業

 実務に関連する法曹基本科目とは別に、法曹の多様な職域と業務内容を理解し、キャリア形成に必要なスキルを磨くための授業科目を多数配置しています。

エクスターンシップ

 学生は委託弁護士事務所に約2週間派遣され、指導弁護士の下、生の事件に触れながら判例調査・法文書起案・法律相談立会など、実際の多様な弁護士業務の一端に従事し実務を体験します。

ビジネス法務調査とプレゼンテーション

 ゲストスピーカーによる問題提起、ノウハウの伝授等の講義を経て、ビジネス法務において不可欠な、なじみのない未知の問題を解決するための調査能力、弁護士間または対顧客のコミュニケーション手段としてのプレゼンテーション能力を鍛えます。

応用ゼミー社内弁護士業務の現状と課題

 契約審査、労務、知的財産権など企業内弁護士の取り扱う業務内容を順次取り上げ、その業務内容の幅広さを理解します。また、社外の弁護士との立場、役割の違いを踏まえて、企業内の他の部門とのコミュニケーション上の注意点を学びます。

応用ゼミー法律事務所経営論

 弁護士として執務を開始し、10年ほど経てば、独立を含めて法律事務所の経営に関するスキルが必要となります。この講義では、法律事務所の組織形態を理解し、弁護士業務に必要な業務遂行能力と顧客獲得能力の関係について考察します。

3.キャリア支援関係イベント

 年間を通じて時期ごとに様々なキャリア支援関係のイベントを実施しています。

4月
法律家・法律人材を目指す人のためのキャリアガイダンス
新学期開始にあたり、新入生を含む法科大学院生向けに、法科大学院修了後の進路や就職状況などにつき、最新データに基づく解説を行います。
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5月
就職説明会
司法試験の受験を終えて就職活動を開始するにあたり、弁護士や企業内弁護士から活動方法や心構えなどを学びます。
ひまわり基金法律事務所・日本司法支援センター(法テラス)ガイダンス法テラススタッフ弁護士や、ひまわり基金法律事務所弁護士より、法テラスの活動、業務内容につき説明を聴くことができます。
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9月
ロースクール生と企業内法務担当者の交流会
経営法友会、国際企業法務協会参加企業約20社が参加し、参加企業の法務担当者と法科大学院生が、進路に関して直接話をする機会を持つことができます。
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11月
就職説明会
企業内弁護士や法務専門スタッフより業務内容や就職活動についての具体的なアドバイスを聴くことができます。

4.その他

サーティフィケーションシステム

 全科目の総合成績優秀者、特定の専門分野における成績優秀者には、在学時に成績優秀であったことの証明書を発行し、就職活動に利用できるようにしています。

法学研究科博士後期課程への進学

 研究者を志望する場合には、司法研究科の修了後、同志社大学大学院法学研究科の博士後期課程に進学することが可能です。司法研究科の修了生であることにより、法学研究科入学試験のうち、外国語試験が免除されます。詳細は、法学研究科事務室にてご確認ください。

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