司法研究科のある寒梅館5階に、修了生・在学生を対象とする進路・就職の相談窓口として就職支援室を設置しています。 熟練の専門職員 が法科大学院修了生のニーズに合った就職情報を提供し、キャリア関係のイベントを企画・実行し、就職相談に応じています 。
同志社法曹会は、学校法人同志社が設置する学校(高校・大学・大学院等)を卒業・修了した法曹を会員とする同窓会団体です。
寒梅会(正式名称:同志社大学大学院司法研究科アラムナイ・アソシエーション寒梅会)は、司法研究科修了生を会員とする同窓会団体です。
いずれの団体も様々な形で司法研究科をサポートしていただいており、キャリア支援もその一つです。
実務に関連する法曹基本科目とは別に、法曹の多様な職域と業務内容を理解し、キャリア形成に必要なスキルを磨くための授業科目を多数配置しています。
学生は委託弁護士事務所に約2週間派遣され、指導弁護士の下、生の事件に触れながら判例調査・法文書起案・法律相談立会など、実際の多様な弁護士業務の一端に従事し実務を体験します。
ゲストスピーカーによる問題提起、ノウハウの伝授等の講義を経て、ビジネス法務において不可欠な、なじみのない未知の問題を解決するための調査能力、弁護士間または対顧客のコミュニケーション手段としてのプレゼンテーション能力を鍛えます。
契約審査、労務、知的財産権など企業内弁護士の取り扱う業務内容を順次取り上げ、その業務内容の幅広さを理解します。また、社外の弁護士との立場、役割の違いを踏まえて、企業内の他の部門とのコミュニケーション上の注意点を学びます。
弁護士として執務を開始し、10年ほど経てば、独立を含めて法律事務所の経営に関するスキルが必要となります。この講義では、法律事務所の組織形態を理解し、弁護士業務に必要な業務遂行能力と顧客獲得能力の関係について考察します。
年間を通じて時期ごとに様々なキャリア支援関係のイベントを実施しています。
全科目の総合成績優秀者、特定の専門分野における成績優秀者には、在学時に成績優秀であったことの証明書を発行し、就職活動に利用できるようにしています。
研究者を志望する場合には、司法研究科の修了後、同志社大学大学院法学研究科の博士後期課程に進学することが可能です。司法研究科の修了生であることにより、法学研究科入学試験のうち、外国語試験が免除されます。詳細は、法学研究科事務室にてご確認ください。