自分を活かし、社会を活かす。
同志社大学法科大学院では「豊かな人間性と感受性及び人権感覚を兼ね備え、良心に基づいて法を運用するプロフェッショナルを養成すること」という目的の下、学生、教員、職員がともに日々を歩んでいます。現代の社会には、病気や事故、家庭内の問題、広がる格差、環境汚染、安全保障の問題など、立ち向かわなければならない問題が数多く存在しています。本法科大学院の上記の目的は、これら社会の諸問題について考える際に、プロフェッショナルには、知識のみならず、理念と、自分なりの思いがなければならないことを示しています。
本法科大学院では、教員と学生や、学生同士のコミュニケーションを大切にし、少人数教育や、オフィスアワーでの学生一人ひとりの学力や目的意識に応じた指導を行っています。法的な基礎知識を身につける基本科目とともに、問題関心を広め深めるために、先端的な分野も含む多様な選択科目を学ぶことができます。各界で活躍する実務家の指導の機会を数多く設けています。グローバル化にともなう様々な問題に対する視点や方法論を得るために、渉外法務教育にも力を注いでいます。各種奨学金による経済的支援、就職支援チームによる就職支援などにより、志のある皆さんを支えています。
混沌とした社会の中で自分をどのように活かし、社会をどのように活かしていくのか。この問いに、一緒に取り組んでいきましょう。
司法研究科長 浅野有紀