同志社大学法科大学院
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H群「実務を学ぶ」、それは「法科大学院で学ぶ」ことの大いなる利点実務関連科目 選択必修4単位以上 H群科目として、法曹としての技能や法律実務(模擬裁判、法律文書作成等)に関する科目(選択科目)を置く。民事・刑事の裁判実務と裁判実務の進行過程、事実認定、要件事実等を理解することを到達目標とする。実務関連科目の多くは、裁判官経験者や検察官、弁護士が中心となって行う。(思考力・判断力/主体性・多様性・協働性)会でどのように機能しているかを学ばせるものです。「法律文書作成」や「法律実務演習」は、元裁判官や弁護士の教員が担当し、学生に具体的な民刑事・公法の紛争事例を基に実務的な法律文書を作成させ、これによって、法曹としての基礎的技能の一つである文書作成能力を修練しようとする点に眼目があります。以上のように、本学では、実務法曹を目指す学生にとって魅力のある多様な科目が用意されています。 「公法実務の基礎」は、行政事件の処理経験の豊富な弁護士が担当し、少なからぬ学生が苦手意識をもつ公法分野について、具体的な紛争事例を踏まえて公法実務にとって必要な基礎的知識の修得を目指します。 「模擬裁判」(民事、刑事とも)は、元裁判官、元検察官、派遣検察官、弁護士による授業で、学内に設置されている模擬法廷で、学生が裁判官、訴訟代理人、検察官、弁護人の役を演じ、訴訟手続の各段階で行われる当事者や裁判所の主要な訴訟行為や訴訟活動をロールプレイの方法により行い、これによって裁判の過程や裁判実務の基礎を学びます。  「クリニック」は、弁護士などの実務家教員が担当し、法律事務所における法律相談や事件の受任の場面を想定して、これらに弁護士としてどのように対応すべきかを学びます。また「エクスターンシップ」は、学生を委託弁護士事務所に約2週間派遣して、指導弁護士の下、生の事件に触れながら判例調査・法文書起案・法律相談立会など、実際の多様な弁護士業務の一端に従事させて実務を体験させることにより、法が現実の社春学期秋学期選択科目刑事模擬裁判①②クリニック①エクスターンシップⅠ①②エクスターンシップⅡH群1類2単位2単位2単位2単位3年次3年次3年次3年次選択科目民事模擬裁判クリニック②③公法実務の基礎H群1類2単位2単位2単位2年次~3年次2年次~法律文書作成H群2類2単位3年次法律実務演習(民事法)2単位3年次通年科目カリキュラム司会 役に立った授業は、どれですか?北田 第一人者である山下先生が、丁寧に基礎から解説してくださった保険法ですね。個別の判例を取り上げ、1つの論点を深く調べて判例の射程を考えました。司法試験科目ではないですが、判例の論じ方・議論の立て方を教えていただいたので、実務にも活用できると思います。中谷 エクスターンシップでは、実務を実際に見るだけで勉強に役立ちます。クライアントとの会話を弁護士の先生が大切にされていることも印象的でした。ドライに考えられるはずの論点が、人の気持ちが入るとそういう訳にはいかないところを目の当たりにし、考えさせられました。古川 選択科目を選ぶ上では、入学したばかりで判断できない部分もありましたが先輩の評判を聞いて租税法を選びました。占部先生が基本からかみ砕いて説明してくださり、とてもわかりやすかったです。 アジア法Ⅱでは、韓国と日本の会社法を比較しました。会社法は条文操作を学ぶことが多くなるのですが、比較しながら日本の会社法が規定を定めている趣旨、理由を考える貴重な機会になりました。司会 選択科目を選ぶときは、進路を考えるのでしょうか?北田 入学前は、検察官を志望していました。エクスターンシップを受講している時も、何を専門にするかを考えていました。エクスターンシップの指導弁護士の先生が「実務についたときに活きる科目をとるように」と、将来像をイメージできるように具体的にアドバイスしてください、保険法や銀行取引法を勧めていただきました。結局、途中から企業法務に興味がわき、M&Aも学ぶなど、企業法務を真剣に考えるようになりました。 展開科目を学ぶ時は民法や商法の最低限の知識がないと、ストンと頭に落ちないことがあり、苦労しました。司会 同志社の良さは、どのようなところにあると思いますか?中谷 予習復習中にわからないことがあり、メールを先生に送るとすぐに答えてくださります。また、面談の時間もとってくださり、授業外のサポートがとても充実している点ですね。古川 レポート試験科目では、テーマの選択についても先生が相談に乗ってくれました。先生に質問しやすいところは、同志社のとても良いところだと思います。18

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